2009年11月12日木曜日

「世界の新着動画」で紹介されたくない投稿者の対策法を考えてみた

ニコニコ動画で最近始まった「世界の新着動画」で、今日になって、ようやく「生放送での引用」可否選択が追加されましたが、今までも色々あった「世界の新着動画」なので、視聴者としては今日の放送で何が起こるかちょっと心配です。

そこで、思いつく限りで最もマズい状況を想定して、投稿者側の対策法について色々と考えてみました。ただし私自身は投稿者ではないので、勘違いまたは誤解している部分もあると思います。何がありましたらツッコミをよろしくお願いいたします。
それから、これは2009年11月12日の放送開始前の素人予想にすぎないことにご注意ください。
下記の内容はあくまで可能性ですので信じるか信じないかはご自由にどうぞ。
もし内容が間違っていても責任は取れませんのであしからず。


1.「生放送での引用」可否選択の追加に伴い、「世界の新着動画」で紹介される動画の不足を解消するため、動画数の多いカテゴリでは紹介の対象となる動画の範囲を24時間にしている可能性があります。
ただし、範囲がどの時刻から始まるのかは、まだ判明していません。
「世界の新着動画」での紹介を拒否したい投稿者の方は、現時点では昨日(11/11)以降の日付がついている動画で「生放送での引用」を拒否にしておくことをオススメします。

尚、登録動画数の少ないカテゴリ(例:政治カテゴリ)では、紹介される動画の不足を解消するために、紹介範囲に「新着順で○○位以内」という別ルールを適用し、結果として紹介される動画の日付の範囲がさらに拡大する可能性があります。
今までの放送では、紹介される動画のリストで最後の動画を放送した後は、
  • 放送終了時刻前でも放送を終了する
  • リストの最初からまた放送する
の2つのパターンがあるようですが、本日以降どちらになるのか、または別のパターンになるのかは一切不明です。

2.紹介される動画の候補の抽出と「生放送での引用」の可否のチェックはどの時刻に行われているのかは不明で、この2つは別の時刻にチェックされている可能性があります。
そのため、放送の直前に「生放送での引用」を拒否にした場合、
  • 紹介されない
  • 紹介されないが、放送中に再生動画の読み込みだけ行われて再生数だけ上がる
  • 放送開始時点の紹介可否を無視して紹介される
のどれになるかはまだ分かっていません。
ですから、どうしても紹介を拒否したいのであれば、なるべく早めに「生放送での引用」で拒否しておくことをオススメします。

尚、本日の時刻がついた動画は、今日は紹介されなくても明日紹介される可能性がありますので、ユーザー生放送で引用されないのは困るという理由で、「生放送での引用」の拒否を後から解除したい場合は、「世界の新着動画」の変更内容が分かるまでは、動画の日付の翌々日に解除した方がいいと思われます。

3.本日の複数カテゴリ導入に伴い「世界の新着動画」において「○○カテゴリでやれ」に相当するコメントがつけられる可能性が増しています。(注:実際には「でやれ」はNGワード)
例えば、「今までなら「歌ってみた」カテゴリだがバックコーラスに初音ミクがいるからいいだろう」と安易に「VOCALOID」タグをつけてしまうと、「【世界の新着動画】アイマス・東方・ボカロカテゴリ」で紹介されて、「【世界の新着動画】やってみたカテゴリ」で紹介されるよりも更に荒れたコメントがつく結果になりかねません。
カテゴリタグはくれぐれも慎重につけるようにしてください。
【追記 2009/11/12 19:55】ニコニコ動画開発総指揮の戀塚さんのTwitterでの発言によれば、「世界の新着動画のピックアップ対象は、「カテゴリ」マークが付いてる(カテゴリ選択された)カテゴリね」とのことです。

4.本日の「生放送での引用」の追加によって紹介を拒否することができるようになったために、「紹介を拒否しなかったんだから何を言っても構わない」と勘違いした一部の視聴者が、今までよりもヒドいコメントをつける事態が懸念されます。
11/5に元動画に反映されるコメントの数が調整されたのと、「世界の新着動画」におけるNGワードが日々増やされていることから、元動画に反映されるコメントの内容は、開始直後よりは大分マシになったのではないかと思われますが、投稿者の方は今までに紹介された動画の結果を見て「これくらいのコメントなら大したことない」と油断しないようにしてください。

尚、「世界の新着動画」の会場である「試写室」は500人単位で会場が区切られていて、基本的には入場した順に割り振られるようになっています。
そのため、放送の途中からしか入場したことがない投稿者の方は、コメントの少なさに「こんなに少ないのか」と拍子抜けすることがあるようですので、特に注意してください。

5.「生放送での引用」を拒否した場合、「世界の新着動画」で紹介されなくなるのと同時に、「ユーザ生放送」での紹介もできなくなる仕様になっているそうなので、ある動画が「生放送での引用」で「世界の新着動画」での紹介を拒否したかどうかは、ユーザー生放送で再生を試してみれば分かってしまうのではないか?と思われます。
(この辺り、ちょっとよく分かってないので事情をご存知の方は教えて頂けると助かります。)
投稿者の方は、「生放送での引用」で拒否しても、他の人には分からないとは思わないようにした方がよいと思われます。

以上

上記の内容については、いくらなんでも心配し過ぎという意見はもちろんあるでしょうし、確かにそう思うのですが、今日の変更内容についてはまだ情報が乏しいので、紹介を拒否するための自衛策としては過剰な対策法を提示せざるを得ませんでした。

運営側の方々には、投稿者の不安を解消するためにも、「世界の新着動画」で紹介される動画の範囲については、ユーザの努力による調査をあまりあてにせず、多少は情報を公開することを切に要望します。