GoogleのNative Clientのスタンダローン版のデバッグモードでLHa for UNIX (autoconf版)を動かしてみたのでメモ。
ウチの環境は、iMac(24-inch, Early 2008) 3.06GHzモデルなので、id:amachangさんの「ブラウザで X86 のマシン語を動かす! Google 謹製 Native Client をさっそく試してみる」を参考にさせて頂きました。記事と違う点としては、
- nacl_mac_0.1_9380090.tgzがリリースされていたので、そちらを利用
- wgetはMac OS Xには標準でインストールされていないので、代わりにcurlを使って、
curl -O http://nativeclient.googlecode.com/files/nacl_mac_0.1_9380090.tgz
を実行 - ファイルの展開先は、~/src
- サンプルのlifeは、
$ cd ~/src/nacl/googleclient/native_client/tests/life
で実行
$ ./run.py - ./sconsは、~/src/nacl/googleclient/native_client/ から実行
- ブラウザで開いたURLは、file:///Users/kki/src/nacl/googleclient/native_client/scons-out/nacl/staging/earth.html
- このURLで指定したファイルは、さっきまでの ~/src/nacl/googleclient/native_client/tests/earth ディレクトリのearth.htmlファイルではない事に注意。そちらのHTMLファイルを直接開くとearth.nexeファイルが同じディレクトリにないので、
The Native Client plugin was unable to load
というエラーが表示される。ここで少しハマった。 - ブラウザ上でNative Clientモジュールを実行する時に、HTMLファイルをopenコマンドで開くと、file://localhost/... というURLになるが、この場合、
Load failed: NaCl module did not come from a whitelisted source.
という警告ダイアログが表示され「(意訳)URLがfile://localhost/... になっているが、このURLは許可されていないので、file:///... にして開き直してくれ」と(何故か)怒られる。
Use a URL beginning with file:// - testsディレクトリ以下にある、ブラウザで表示可能なサンプルのリストが(私の場合は)file:///Users/kki/src/nacl/googleclient/native_client/scons-out/nacl/staging/index.html で表示されるので、こっちを使うのがオススメ
- add.nexeとdiff.nexeは、testsディレクトリ以下にadd、diffディレクトリを作成してその中で作成したが、今回は .nexeファイルがあるので、同じディレクトリ内のHTMLファイルをブラウザで直接指定しても問題ない
さて、ここからが本題である LHa for Native Client の話なのですが、Native Clientのバージョンが新しくなってしまったので、その確認等が終わってから次のエントリーで書く事にします。
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